2024年4月9日　スイス・ジュネーブで開催中の世界最大級の時計見本市「Watches and Wonders Geneva 2024」ROLEX（ロレックス）が2024年の新作を発表。“The harmony of contrasts”と称された今年のコレクション

Migliore(ミリオレ)で1、2を争う販売本数のROLEX
新作が発表されると色んな意味でドキドキしますね！まだ情報量が限られておりますので駆け足にはなりますが、2024年ROLEXの新作を紹介していきたいと思います！

GMTマスターⅡ

今回の新作ラインアップで注目株は、日本でも人気の高いGMT Master Ⅱ（Gの新作。オイスタースチール製の同モデルに、2023年に登場したグレーとブラックのセラミック製セラクロムベゼルインサートを初めて採用し、オイスターブレスレットとジュビリーブレスレットタイプと2つのモデル
両方向回転ベゼルに搭載されたグレーとブラックの2色の24時間目盛り入りセラクロムベゼルインサートは、落ち着いたコントラストによって昼夜の変化をさりげなく表現。目盛りと数字はPVDによってプラチナでコーティングされ、くっきりと浮かび上がる。そして最大の特徴はグリーンの24時間針、ROLEXが完全自社開発から製造したキャリバー Cal.3285。価格は154万円。

ロレックス「オイスターパーペチュアル GMTマスターⅡ」Ref.126710GRNR
自動巻き（Cal.3285）パワーリザーブ約70時間。SSケース　40mm、100m防水￥1,540,000（税込み）

ロレックス　GMTマスターⅡ　Ref.126710GRNR
自動巻き（Cal.3285）パワーリザーブ約70時間。SSケース　40mm、100m防水￥1,569,700（税込み）

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ブラックカラーが基調となったスタイルはRef.116710LNと通じるが、ベゼルはブラック、グレーのバイカラーとなっている。この配色は、昨年発表された18Kイエローゴールド製のGMTマスターⅡで採用された。セラクロム製ベゼルインサートのスケールには、PVDによってプラチナコーティングが施されている。

1955年に登場した「オイスター パーペチュアル GMTマスター」の系譜を引く GMTマスターⅡ　長い歴史の中でさまざまなバリエーションが展開されてきたが、2024年に新作として登場したのは、ブラックカラーを基調に、グリーンのGMT針を備えたモデルだ。

　GMTマスターⅡは、2018年にCal.3285を搭載しアップデートされた。このアップデートによって07年から続いてきた、ブラックのワントーンカラーベゼルにグリーンのGMT針という組み合わせが、ラインナップから姿を消した。しかし、この生産終了したRef.116710LNを彷彿させる今回の「GMTマスターⅡ　Ref.126710GRNR」

GMTマスターⅡの従来モデルに廃盤はなく全ラインアップ継続となります

コスモグラフ　デイトナ

ホワイトゴールドに角ダイヤと呼ばれるバゲットダイヤを豪勢に使用したデイトナです。バゲットダイヤは他の用途が限られる＝そのモデル用にダイヤモンドをカットして製作されるため非常に贅沢なモデルです。
18ctホワイトゴールド製のOyster Perpetual Cosmograph Daytona（オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ）には、ホワイトのマザー・オブ・パール文字盤にオイスターフレックスブレスレット　ブラックのマザー・オブ・パール文字盤にオイスターブレスレットを備えた2つの新モデルが登場。両モデルはそれぞれコントラストを反転させたマザー・オブ・パールのインダイアル、36個のブリリアントカットダイヤモンドをセットしたベゼルを備えている。2023年発表のクロノグラフムーブメント、 Cal.4131を搭載。  Daytonaのみに搭載されるこの機械式自動巻ムーブメントです。

デイトナはレーシーな印象が強いイメージですが、新作は、デイトナのスタイルはそのままに、ホワイトMOP、ブラックMOPの文字盤により、ラグジュアリー感あふれるモデルとなっている。文字盤とインダイアルのカラーを反転させる仕様は“パンダ”文字盤などとも呼ばれ、高い人気を誇っているが、天然のマザー・オブ・パールでのパンダ文字盤はなんとも贅沢な仕様ですね。

裏蓋はソリッドバック式のためムーブメントを可視できないが、ブリッジにはコート・ド・ジュネーブモチーフの装飾が施されるなど、美観に配慮されたムーブメントとなっている。

ロレックス　コスモグラフ デイトナRef.126580RBR
自動巻き（Cal.4131）パワーリザーブ約72時間　18KWGケース　40mm　100ｍ防水。
￥88,508,300（税込み）

ロレックス　コスモグラフ デイトナRef.126579RBR
自動巻き（Cal.4131）パワーリザーブ約72時間。18KWGケース　40mm　100ｍ防水　
￥101,003,500（税込み）

ロレックス　コスモグラフ デイトナRef.126539TBR
自動巻き（Cal.4131）パワーリザーブ約72時間。18KWGケース　40mm　100ｍ防水

ベゼル36個トラペーズカットダイヤモンド
インデックスに11Pバケットダイヤ

￥165,030,300（税込み）

　

スカイドゥエラー

Sky Dweller（スカイドゥエラー）の新作は、18ctエバーローズゴールドモデルとイエローゴールドモデルを展開し、どちらも初めてジュビリーブレスレットを採用したのが特徴。　18ctゴールド製のジュビリーブレスレットは、小さめでポリッシュ仕上げのセンターリンク、大きめでサテン仕上げのサイドリンクというように、パーツごとにリンクのサイズと仕上げを変えることにより、鮮やかな輝きと調和の取れた形状が際立ちます。18ctエバーローズゴールドモデルではスレートダイアル、18ctイエローゴールドモデルではホワイトダイアルと組み合わせられたこのブレスレットは、リンク内部にセラミックインサートが備えられており、耐久性と装着感が向上している。　

2つのタイムゾーンの時刻を表示し、年次カレンダーも搭載するなど、世界を飛び回る人々にとって必要なスペックを装備。さらに、完全自社ムーブメントのCal.9002を搭載。パワーリザーブが72時間に拡大

2024年の新作と言うよりラインアップの拡大といった方が適していますね。スカイドゥエラーの金無垢モデルに「ジュビリー・ブレスレット」が選択可能になりました。元来スポーツウォッチながらラグジュアリーなイメージ強かったためジュビリーブレスとのセットアップの方がウケるかもしれませんね

ロレックス「オイスターパーペチュアル スカイドゥエラー」Ref.336935
自動巻き（Cal.9002）パワーリザーブ約72時間　18KERGケース　42mm　100ｍ防水　
￥74,802,200（税込み）

ロレックス「オイスターパーペチュアル スカイドゥエラー」Ref.336938
自動巻き（Cal.9002）パワーリザーブ約72時間　18KERGケース　42mm　100ｍ防水
￥70,606,400（税込み）

ディープシー　Ref.136668LB

ディープシー　新たな素材と融合した新作の登場
イエローゴールド×青文字盤×青ベゼルと言えばサブマリーナーデイトの126618LBが同じ素材とカラーで後発ながら「兄貴分」的な存在ですね

潜水を目的とした大径モデルのためどうしても使い手を選ぶ傾向からかセカンドマーケットの相場はやや下がり傾向にあり、金無垢となったことで定価も一気に跳ね上がり定価7,510,800円。しかしながら初の18ctイエローゴールドモデルは、ダイアル、ベゼルインサート、耐圧リングをブルーで統一。ゴールド、セラミック、RLXチタン製の部品というこれまでにない素材の組み合わせが最大の特徴でこのサイズ感の金無垢はヨットマスターⅡRef.116688のみだったことを踏まえると面白い試みだと思います。

裏蓋は現行ディープシー同様、RLXチタン製だ。直接肌に当たる裏蓋がアレルギーを誘発しづらいチタンとなっているところも実用的である。

ロレックス　オイスターパーペチュアル ディープシー　Ref.136668LB
自動巻き（Cal.3235）。31石。パワーリザーブ約70時間　18KYGケース　44mm、3900m防水

￥7,510,800（税込み）

1908　Ref.52506

2023年に完全新作としてロレックスのラインナップに加わった1908。かつてのチェリーニを彷彿させるロレックスのドレスウォッチとして話題となりました。昨年の新モデル発表時にはイエローゴールドとホワイトゴールドの文字盤ホワイトorブラックで4種のバリエーションでしたが、今年の新作ではアイスブルー文字盤、プラチナケースの52506を追加。最上位モデルとなる

これまでのロレックスではあまり見られなかった、トランスパレント式の裏蓋を採用していることも、本コレクションの大きな特徴だ。

　搭載するムーブメントは、23年にオイスターパーぺチュアル 1908に合わせて発表された自動巻きCal.7140だ。シリコン製のシロキシ・ヘアスプリングを搭載しており、パワーリザーブは約66時間である。トランスパレント式の裏蓋から、ロレックスのロゴが印字された特徴的なローターとともに、このムーブメントを鑑賞できる。

　ラインナップはマットブラックまたはマットブラウンカラーのアリゲーターストラップを備えた2種。いずれも、プラチナ製の二重折り畳み式のデュアルクラスプを搭載している。

これまでのロレックスではあまり見られなかった、トランスパレント式の裏蓋を採用していることも、本コレクションの大きな特徴だ。

ロレックス　1908　Ref.52506
自動巻き（Cal.7140）パワーリザーブ約66時間　Ptケース　39.0mm　50ｍ防水

￥4,370,300（税込み）

デイデイト

ロレックスが誇るハイエンドモデル「デイデイト」今回の新作発表でベゼルやブレスレッドにダイヤモンドをあしらったりといった豪華モデルが大幅に追加。公式HPを見るとその派生モデルの多さに驚かされます

Day-Date（デイデイト）の新作は、カラー/素材/モチーフ/アワーマーカーといった要素を各ダイアルのごとの組み合わせで“ハーモニーのバリエーション”を表現した4モデルを用意。18ctエバーローズゴールドのOyster Perpetual Day-Date 40は、スレートオンブレダイアル、フルーテッドベゼルとプレジデント（President）ブレスレットを備えた1本。このタイプのダイアルでは新しい色みのスレートオンブレダイアルを採用し、ダイアル中心のスレートカラーが徐々に暗く、縁に近づくと漆黒になっていく。

ファセット加工のローマ数字とファセット加工のインデックスアワーマーカーは18ctピンクゴールド製で、18ctホワイトゴールド製のDay-Date 40は、同モデル初の真珠色に輝くホワイトマザーオブパールダイアルを搭載。不規則な模様とボリュームのある質感が小さな雲の重なりを想起させ、10個のバゲットカットダイヤモンドのアワーマーカーが光と戯れるその煌めきを強調する、繊細かつエレガントな仕上がりに。18ctイエローゴールド製のDay-Date 36（505万1,200円）は、ホワイトラッカーダイアルにファセット加工のローマ数字とインデックスアワーマーカーが配された端正なデザインが特徴的。18ctエバーローズゴールド製のDay-Date 36は、深みのあるブルーグリーンダイアル、60個のトラペーズカットダイヤモンドを配したベゼルがゴージャスな1本。

同心円状のグラデーション文字盤はブラックラッカーが塗布されている。

ロレックス　デイデイト40　Ref.228235
自動巻き（Cal.3255）　パワーリザーブ約70時間　18KERGケース　40mm　100m防水　

￥5,985,100（税込み）

ロレックス　デイデイト40　Ref.228239
自動巻き（Cal.3255）パワーリザーブ約70時間　ホワイト・マザー・オブ・パール文字盤　ストレートオンブレ　18KWGケース　40mm　100m防水

　
￥6,770,500（税込み）

　　　　　ロレックス　デイデイト36　Ref.128238　”ホワイト　ローマン　オンブレ”

ロレックス　デイデイト36　Ref.128238
自動巻き（Cal.3255）パワーリザーブ約70時間　18KYGケース　36mm　100m防水　
￥50,501,200（税込み）

ロレックス デイデイト36Ref.128395TBR
自動巻き（Cal.3255）パワーリザーブ約70時間　18KERGケース　36mm　100m防水　
￥115,101,500（税込み）

18Kエバーローズゴールド製モデルのデイデイト36には、10個のバゲットカットダイヤモンドが配された、ブルーグリーン文字盤が初登場となる。前述したスカイドゥエラーで採用された独特のこの色合いは、サンレイ仕上げによって光の当たり加減で表情を変えるのも良い。なお、ベゼルには60個のトラペーズカットダイヤモンドがセットされている。トラペーズカットダイヤモンドベゼルも、プラチナ製モデルにのみ採用されていたが、この度18Kエバーローズゴールドモデルにも搭載されることとなった。

ROLEXをmigliore(ミリオレ）が高く買います

冒頭にもお伝えしましたが、店頭でもロレックスは即売状態が続いております

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