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ROLEXの歴史とその魅力とは? – STAFF BLOG

ROLEXの歴史とその魅力とは?

誰もが憧れていると言っても過言ではない高級時計ブランドとして圧倒的な認知度を誇っており、今なお愛されつづけているロレックス
フォーマルからスポーティーまで高級腕時計でありながら実用的であり製品としての完成度、信頼性、他ブランド時計よりも「資産性」が高いことでも有名で世界中で中古品が多く流通している。
とりわけヴィンテージ、アンティークモデルの価値は希少で非常に高く、世界的に有名なオークションでも高額で取引されている。

Migliore(ミリオレ)でも新品、中古問わず人気のROLEX 正規店では現行品しか購入出来ず、しかも本命に出会えるの確率たるや相当な幸運 いわゆるセカンド・マーケット(中古市場)の魅力はなんといっても廃盤品や希少モデル、お得なUSEDに出会えること。いまさらROLEXを語るのはおこがましいことなのは承知してますが、やはり外せぬブランドとして、その歴史と魅力を解説させていただきます 「話題の小ネタに」と思ってお読みいただければ幸いです

ROLEXの歴史

        ハンス・ウィルスドルフ氏

1905年 ハンス・ウイルスドルフは、ビジネスパートナーと共に後のロレックス社の原点となる時計専門商社「ウイルスドルフ&デイビス社」をロンドンに設立

当時主流だった懐中時計から、やがて腕時計の時代がくると予見していたした。しかい実用的な腕時計を製造するためには、高精度のムーブメントと気密性の高いケースの開発が必要であると考えたウイルスドルフは、ムーブメントはスイスの時計製造会社「エグラー社」と契約しムーブメントの供給元を確保する。

1907年 事業効率を高めるため、ラ・ショー・ド・フォン(スイス)に移転1908年「ROLEX」という名称で商標登録

ROLEXの名前の由来は?

ROLEX 名前の由来

由来については諸説あり、一つは、創業者のハンス・ウィルスドルフが時計のブランド名を考える際に、短く発音しやすく、どの言語でも綴りが同じであることが重要だと考えました。そして、“ROLEX”という単語がこれらの条件に合致するため、この名前を選んだとされています。

 もう一つは、“ROLEX”はフランス語で「豪華な時計」を意味する「Horlogerie exquise(オルロジュリー エクスクィーズ)」の略語だと言われています。これはROLEXの時計が高級で洗練されたデザインと優れた技術を持っていることを表しています。

正確な由来は定かではありませんが、ROLEXの名前はその独自性と品質にふさわしい響きを持っていますね

1910年 ビエンヌ検定局(当時はまだ時計学校でした)にて「公式精度検定」最高レベルのクラスAを獲得

1914年 腕時計としては世界初となるキュー天文台(イギリス)で精度A級に認定される

1926年 気密性の高いケースを模索していたウイルスドルフはオイスター社が開発した金属の塊の中身をくり抜いたケースにねじ込み式のリューズと裏ブタを組み合わせた「防水ケース」の特許を取得。この新型ケースには二枚貝になぞらえて「オイスター」と名付けられた。このオイスターケースにより腕時計最大の弱点である防水性能の問題を克服。それを証明すべく、

ドーバー海峡横断

     ROLEX オイスター              メルセデス・グライツ 当時の記事

1927年 ロンドンの女性記者メルセデス・グライツがこのロレックス オイスターを着用しドーバー海峡横断に成功 メルセデス・グライツのドーバー海峡横断の偉業とともに「泳げる腕時計」の登場は世界中に大きな衝撃を与えた。


1931年 世界初の全回転方式ローターでの自動巻き上げ機構「パーペチュアル」開発 当時はゼンマイを巻き上げるためにリューズを開けてゼンマイを巻き上げる手間が必要だったが、この時にリューズを締め忘れにより、起こり得る浸水の防止とさらに防水性能を向上させるための解決策として、リューズによるゼンマイの巻き上げを必要としない今では当たり前のように搭載されている自動巻き上げ機構いわゆるオートマチックの開発だった。腕時計として世界初となる全回転方式ローターでの自動巻き上げ機構「パーペチュアル」が開発され、ウイルスドルフが目指した実用腕時計の原形が完成する。

デイトジャスト誕生

             1stモデル オイスターパーペチュアル デイトジャスト Ref.5031

1945年  デイトジャスト(Ref.5031)発表   創業から40周年を迎え既に開発済みだったオイスターパーペチュアル機構に加え、文字盤にデイト(カレンダー)表示用の小窓を備えた「デイトジャスト」を発表。このデイト表示機構は「デイトジャスト機構」と呼ばれ、

1955年  初登場から10年余りの月日を要して午前0時で瞬時に日付の切り替えが行えるよう改良。これらがいわゆる「ロレックス三大発明」と呼ばれる革新的な発明達であり、日常生活において重要な機能を備えた実用腕時計の1つの完成形が誕生した。

エクスプローラー、サブマリーナ誕生

     エクスプローラー Ref.6150                 エクスプローラー Ref.6350

1953年  究極のアドベンチャーウォッチ「エクスプローラー Ref.6150」すでにほぼ現在の形になっていてケースサイズは36mm、3、6、9のインデックスとベンツ針デザインとなっている。ただエクスプローラーの初代はRef.6350という説もありこのモデルも寒暖差のある環境下でも動作出来る潤滑油を使用 このRef.6350ファーストモデルであるという説もありますが何せこの時代に明確な資料はないのでどちらも憶測でしかありません。このモデルにはベンツ針はまだ搭載されておりません。短針がペンシル型になっており、現行の物とは若干デザインが異なります。ペンシル針以外にもベンツ針やリーフ針を使用しているRef.6350も存在しています

1st サブマリーナ Ref.6024

回転ベゼルを搭載した世界初のダイバーズウォッチ 搭載ムーブメントCal.260A「サブマリーナ Ref.6204」が発表された。腕時計の実用機能の範疇を超え、過酷な環境下でも最高のパフォーマンスを発揮できる「プロフェッショナルモデル」の進め続けていた 翌1954年にRef.6205が出たためわずか1年の希少なモデルです

GMTマスター誕生

                   1stモデル GMTマスター Ref.6542

1955年  パン・アメリカン航空の依頼により国際線パイロットのための「GMTマスター Ref.6542」開発 ロレックスの信頼性とステイタス性は、これらのモデルを使用するプロだけではなく、一般のユーザーまで知れ渡ることとなります

プロフェッショナルモデル シードゥエラー登場

                  1stモデル シードゥエラー Ref,1665


1960年  深海潜水艇「トリエステ号」が潜航深度10,916mという世界記録を樹立した偉業にも帯同し、オイスターケースの防水性を改めて実証。後にこの成果をもとにプロダイバーのためのモデル「シードゥエラー Ref.1665」が開発されることになる。

デイトナ登場

                    初代コスモグラフ デイトナ Ref.6239

1970年~ 空前のモータースポーツブーム到来

デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ(アメリカ)の完成に伴い、レーサーのためのモデル「デイトナ」を発表するなど各分野のプロフェッショナルのための時計開発が行われた。1930年代からクロノグラフを製造していたが、このシリーズの時計が分類され、名前が付けられたのは、1963年で、最初の名前はデイトナではなく「コスモグラフ」 レースにインスパイアされた、この時計の本来のコンセプトは、“ロレックス ル・マン”しかしこの名前は定着しなかった。時を同じく、ロレックスはアメリカに進出し、デイトナ24時間レースの公式スポンサーとなった。コスモグラフ Ref.6239は、1964年に「デイトナ」と名付けられた。この時計は1963年に生産されたものだが、これがデイトナシリーズの始まりとなったため、一般的にも「デイトナ」と呼ばれることになる。

2000年代に入っても飽くなきチャレンジと品質向上の精神は脈々と受け継がれている2000年 自社製クロノグラフムーブメント「Cal.4130」開発、2005年 セラクロムやパラクロムといった新素材開発

水深3900M ディープシー登場

  シードゥエラーディープシー Ref.116660        新機構 リングロックシステム

2008年 「ディープシー Ref.116660」を発表 名前の由来は1960年1月23日、オーガスト・ピカール博士が設計した深海潜水艇バチスカーフ、トリエステ号にて、息子である海洋学者のジャック・ピカールがアメリカ海軍ドン・ウォルシュ大尉の指揮のもとマリアナ海溝最深部、水深10,916mまで到達。その際に観測室外壁に取り付けられたロレックスの試作モデルが「ディープシー・スペシャル」3900m防水を可能にするリングロックシステム開発 ディープシーのみに採用されたシステムで厚さ5ミリのドーム型サファイアクリスタルとグレード5のチタン合金の裏蓋を時計内部の窒素合金製の高性能ステンレススチールリングが柱の様に支え水圧から守る新たなケース構造。水中での3トンを超える水圧及び3,900メートル(12,800ft)までの水深にも耐える事ができる。

初年次カレンダー スカイドゥエラー誕生

スカイドゥエラーRef.326138 Ref.326139 Ref.326935

2012年 ロレックス初となるコンプリケーション機構(年次カレンダー)Cal,9001搭載のスカイドゥエラー発表 オイスター パーペチュアル スカイドゥエラー Ref.326939 Ref.326938 Ref.326135は、地球を飛び回る人々のために設計された。サロス年次カレンダーとリングコマンドシステムを備え、簡単な操作だけで2つのタイムゾーン、日付、月を同時に表示設定することができる。2012年の誕生以来、スカイドゥエラーは、時差の落とし穴を避け、移動先の国々での計画を立てる上で貴重なツールである 2014年にはRef.326139、Ref.326138、Ref.326935が加わる。

世界初2色のセラクロム・インサート

    GMTマスターⅡ Ref.116710BLNR                 Ref.116710BLRO

2013年 ロレックスはブルーとブラックのセラミック製セラクロムインサートを備えたGMTマスター Ⅱ Ref.116710BLNRを発表し、翌年にはレッドとブルーのセラミック製セラクロムインサートを備えたモデルが登場した。1つのセラミック部品として製造された2色のベセルは、いずれも世界初であり、時計製造におけるセラミック使用のマイルストーンとなった。

2014年 ロレックスは、自社開発したシリコン製シロキシ・ヘアスプリングを採用した新しいCal.2236を発表 このキャリバーによって小型の腕時計に圧倒的な計時性能が備わった。この機械式自動巻ムーブメントは、ロレックスが完全自社製造し、新世代ムーブメントの到来を予感させるものとなる

2015年 ロレックスは、デイデイト 40に搭載されたCal.3255を発表。この新世代機械式ムーブメントは精度、パワーリザーブ、信頼性、耐衝撃と耐磁性、そして調整時の操作性に新たな基準を打ち立てた。パワーリザーブは3日間に延長(約70時間)。先代に比べて24時間(50%)も長くなった

ロレックスとスポーツ競技

          全仏オープン                        Sail GP

2019年  ロレックスはクレーコートで行われる唯一のグランドスラム大会 全仏オープンのプレミアムパートナーとオフィシャルタイムキーパーである 1978年からロレックスとウィンブルドンのパートナーシップを結びテニス競技を支援し続けている。ロレックスは現在、主要なテニス大会にも関わるようになりグランドスラム4大会のパートナーとなっている。

SailGPは競技セーリングの世界を再定義するレース まるで飛んでいるように進むヨットは、史上最速の船団を形成 2019年、ロレックスはセーリングの最高峰のレースの創設パートナーとなり、約70年にわたるヨットの世界との絆を強めている。

ついに登場!プラチナ・フルーテッドベゼル デイデイト40

   プラチナモデルの代名詞アイスブルー文字盤   オイスター パーペチュアル デイデイト40 Ref.228236

2022年 ロレックスは、「オイスター パーペチュアル デイデイト 40」(Ref.228236) 950 プラチナ製のデイデイト 40で同素材の「フル―テッドベゼル」を備えたモデルを初めて発表した。ベゼルのフルーティングに使用するギョーシェをこの「最高級の金属」で実現させるためには、数年にわたる研究が必要だった。この技術的偉業は、ロレックスのノウハウの発展の新たな一歩となり、プラチナ製のフルーテッドベゼルは、ロレックス スタイルの伝統といえます。


ROLEXの歴史と魅力 まとめ

世界で初めて腕時計でクロノメーター、ロレックス3大発明と呼ばれる「オイスター」・「パーペチュアル」・「デイトジャスト」機構の開発など、腕時計としての実力を兼ね備えており、高級腕時計ブランドとしての地位を確立させた。といったROLEXの起源、歴史、ブランド力、色褪せることのない圧倒的存在感ロレックス。財団法人のため公式発表の義務はなく、秘密主義として知られるミステリアスな部分、ビジネス戦略 すべてにおいて一流ですね

まだまだ語りつくせませんがダイジェスト的になりますがROLEXの歴史と魅力を簡単ではありますが紹介させていだだきました。


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